なんで湯来町で不登校支援フリースペース?

不登校支援フリースペース(フリースクール)/古民家レンタルスペースを運営しています。一般社団法人「猫のこしかけ」  代表理事の迫田和生(さこP)です。

 不登校フリースペース(フリースクール)は送迎も行っており、広島市内どこからでも利用が可能です。朝から夕方まで湯来町の古民家で、普段の生活エリアから離れ、自然に触れながら気が付いたら笑顔になっている。そんな体験が自信につながってくると思います。一緒に失敗して、一緒に笑って「自分は、自分らしくていい」、どんな状況でも「今の自分」を好きになれる支援を行っていけるように日々子どもたちと過ごしています。

また「猫のこしかけ」は保護者の方々ももちろん、全世代の様々な方の居場所になるよう努めています。不登校や子育ての悩み、ホッと一息つきたいなど、どんなことでもお話ください。そして抱えているものを一度置いて、ゆっくり過ごしてください。そんな場所です。

さてさて、なんとなくですが猫のこしかけをなぜ湯来町で開設したか?を聞かれることもありますし、
遠くて行けない場所だから…と思われている当事者の皆様が一定数いらっしゃると思いますので改めて…

先に大きく喧伝しておきます。

猫のこしかけは佐伯区湯来町麦谷で活動しています。
山間の集落の中にある古民家を改修し細々と活動しています。

場所的には不便を言わざるを得ない場所に位置しています。車は必須です。
気合があれば自転車で来れますが(笑)
公共交通機関はバスのみ1時間に1本。しかも乗り換えが必要なので五日市駅からもだいぶかかります。
最終便が17時過ぎ※これは最寄りのバス停ですが…乗り換え先のバス停の最終もたしか17時ごろ…
公共交通機関については山間地域特有の不便さを持っています。

そういった場所に

自分自身が、自然体験活動の中で育ってきたという経緯もありますが…

この活動をスタートする前に不登校の子どもたちと関わったり、活動を始めるにあたって、いろいろな人と話したりしていく中で、ぼんやりと何とかできないかと感じたことがありました。それは「引きこもりがち」になってしまう理由です。

子どもたちは「学校に行っていないのに」が枕詞についている状況で「公園にいたら」とか「遊んでいたら」とか
学校の友達や保護者の目にさらされていると感じているからなんだろうなと思っています。これって本当にしんどいですよね。よく考えれば小さなところでは、自分も風邪を引いた後学校に行くのが嫌だったとか、他人の目を気にしていたことがあったな…と思いながら。だったら、わざと「学区外」に出て過ごせばそういう目を気にしないで済むかなと思って「送迎」を込みで自然体験活動ができる場所での開所に至りました。

ご利用者さんはよく知っておられると思いますが私「さこP」は非常にジッとしていられないお子様です。
さこPはずっと動いています。1日だらだらするのが苦手です。1日外出できないときは少しブルー入っちゃいます。

そういう性格なので「引きこもり」についてピンときませんでした。
そんな中、ある出来事があり少し理解できたことがありました。それは以前の職場で担当していた子どもが昼間に公園で一人ラジコンをしている姿を見かけました。その時はその子が不登校になっているとは知らず、普通に声を掛けました。すると、その子がばつが悪そうに顔を背けたんです。前職の施設にその子が通っているときはどちらかというと気も合うし、趣味も合う。良好な関係にあったと思っていたのですが、顔を背けたんです。
 強い違和感を感じて、その時は別れたのですが、後でその子の同級生に話を聞くとその時すでに半年以上学校に来ていないとのこと。そうだったんじゃ…と思いつつ、違和感を残したまま、その後もいろいろな人に話を聞く中で至った仮定として「自分の住んでいるところで過ごしづらい」というものでした。一番の居場所なのに平日の子どもたちが一番活動する時間帯に「居場所にならない」って本当にきついことだと思います。

子どもも自分がいろいろな目にさらされていると「感じて」いるんだろうなとおもいます。それが実際にそうでも、勘違いでも「学校行ってないのに」という無言の圧力を感じて、家から出ない選択になっているのかなと思います。

僕の考えとしては非常に単純です。

そのための湯来町。そのための送迎です。

実際効果的だと思っています。気にせず遊べるのは子どもたちの笑顔が自然と溢れてくるので良かったと思っています。また、不便さも遊びの工夫に役立っていたり、狙い通りの自然体験活動もたくさんできます。気にせず過ごせることで笑顔が出てくることは子どもたちのエネルギー充電に一躍かっていると思っています。

よく「送迎って大変ですね。」といわれますが、正直1度も大変だと思ったことはありません。
子どもたちに最適な環境を提供できることや、送迎中の車の中で出来る話も重要な関りだと思います。車の中で出てくる子どもの言葉にハッとさせられることも多いので送迎中の車内も立派な「居場所」だと思っています。

長々と書き連ねてしまいましたが、結論こういった理由で

猫のこしかけは
送迎付きの、不登校支援フリースペースを
湯来町でやってます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

不登校にお悩みの方や、古民家に興味がある方、猫のこしかけでは様々な方の居場所づくりをお手伝いします。忙しい毎日をお過ごしの中で疲れたときに、「ひと時のゆったりした時間」を猫のこしかけで過ごしていってください。皆様のお越しお待ちしています。